世界のソーシャルキャンペーン WORLD’S SOCIAL CAMPAIGN

このブログではこれまでの常識に「ひとつまみの非常識」を加えることで世界中で話題となったソーシャルキャンペーン事例を、時に和訳文付きでご紹介。NPOや起業家等、社会をよりよくしたい人たちのヒントになれば幸いです。

コミュニティの改善・活性化

青少年の健全な成長のために。遺族とサッカー界がコラボした感涙アイデア

Photo by Abigail Keenan on Unsplash 2006の5月18日、英国サッカー界の未来に貢献することを大いに期待されていた15歳の少年Prince Kiyan君は学校の近くで若者同士の喧嘩の仲裁に入り、ナイフで胸を刺されて死亡してしまいました。 それから15年。生きてい…

デジタル技術の活用で、もっと「インクルーシブ」な社会へ

Photo by Nathan Anderson on Unsplash 昨今、日本社会でも嬉しいことにダイバーシティ(Diversity/多様性=異なる立場や価値観、LGBTQ+、文化的背景を持つ人々を受け入れること)の大切さが叫ばれるようになってきました。 しかし、多様性の面で先をいく世界…

P&G、コンテンツが生み出す人種差別に立ち上がる

Photo by Karsten Winegeart on Unsplash 昨年アメリカで盛り上がりを見せたBlack Lives Matter(BLM)ムーヴメントですが、関連するアメリカの記事を読むと「Systemic Racism(システムによる人種差別)」という単語がたくさん使われていました。馴染みのな…

国が突然、ネットを遮断したらどうします?

Photo by Michael Dziedzic on Unsplash 突然のありえなすぎる”if(もしも)”をタイトルで投げかけてしまいましたが、実はこれ、2年前のインドで実際に起きた出来事なんです。詳しくはTechCrunchによるこちらの記事をご覧いただければと思うのですが、2019年…

【ポッドキャスト・アーカイブvol.13】過激!政治家に道路の舗装を直訴したロシアのソーシャルキャンペーン(2015年1月1日のブログより)

anchor.fm 本ブログの、2015年の1月1日掲載分の記事を要約してポッドキャストにしました。週に一度、たった2分ちょっとのアイデア復習。 上記ご聴取いただき、ご興味沸きましたらぜひ元記事もお読みください。 元記事へのリンク: wsc.hatenablog.com いやぁ…

【ポッドキャスト・アーカイブvol.12】重い教科書が子供の心身にかける負担を、あえての角度から解決したフィリピン発のナイスアイデア(2015年3月6日のブログより)

anchor.fm 本ブログの、2015年の3月6日掲載分の記事を要約してポッドキャストにしました。週に一度、たった2分のアイデア復習。 上記ご聴取いただき、ご興味沸きましたらぜひ元記事もお読みください。 元記事へのリンク: wsc.hatenablog.com いやぁ、アイデ…

ダウン症の人々の社会進出をポジティブに促す、楽しいメッセージムービー

Photo by Nathan Anderson on Unsplash 本日3月21日は「世界ダウン症の日」です。ダウン症候群の啓発と、ダウン症と共に生きる人々への理解促進を目的に2012年、国際デーのひとつとして国連に認められたこの日には、これまでも様々な取り組みが行われてきま…

ジャーナリズムの意義を教えてくれる、東海テレビ特集〜サステナブル・ブランド国際会議2021 横浜/APAC見聞録

Photo by Sam McGhee on Unsplash ジャーナリズムは、権力のある組織の腐敗を防ぐためのチェッカーであり、バランサーです。特にそれぞれの人々の暮らしと密着している地方メディアがしっかりと活動を続けることは、ともすれば東京発のバラエティ的ニュース…

アートの力でガーナのスラム街を助ける日本人〜サステナブル・ブランド国際会議2021 横浜/APAC見聞録

Photo by Hermes Rivera on Unsplash *Taken in Nicaragua 2月24日~25日と2日間に渡って行われたサステナブル・ブランド国際会議 横浜/APACにオンライン参加してまいりました。 「リジェネレーション(再生)」をテーマに、50を超えるセッションでトヨタや富士…

残念なものを見た週末に

Photo by Cameron Smith on Unsplash 2021年の年明けは、民主主義を旗印に発展してきた超大国のリーダーが、その根幹をなす自国議会への攻撃を扇動し、実施するという残念な場面から始まりました。時代に応じて常識は変わるものだし、常に民主主義が最善だと…

メンタルヘルス向上のために、イギリスのTV番組が行った究極のデモンストレーション

Photo by Antenna on Unsplash 2000年台の半ばから、地球上の情報量は一人の人間が処理できる量を大幅にこえ、人々は現実と、自分好みの情報だけで作ったオンライン世界との間で葛藤するようになりました(Brexitやトランプ政権の樹立は、その副産物だともい…

アメリカ大統領選挙 80年代の名作CMがダークに復活

Photo by Jonathan Simcoe on Unsplash 私は1974年生まれですが、特に東西の冷戦終盤だった低学年の頃、外国といえばアメリカとソビエト連邦であり、アメリカが憧れの世界でした。日本では馴染みのない濃青色のカーテンの前で、いつも余裕たっぷりに話すホワ…

大統領選挙を町の話題にした米国セブンイレブンのグッド・アイデア

Photo by Arnaud Jaegers on Unsplash 皆さん、来月11月3日は4年に一度の世界の節目、アメリカ大統領選挙の投票日です。現職の大統領が選挙で負けても権力移譲は保証しないとほのめかす(←文字にするとその凄さが分かりますね。。)など、気づけばアメリカの…

新型コロナウイルスに傷ついた街を勇気づける「音楽の力」

Photo by Clem Onojeghuo on Unsplash 日が短くなってきました。芸術の秋、読書の秋、食欲の秋といいますが、これは暑さや寒さに煩わされることなく、美しいものや知的好奇心をそそられるもの、美味しいものにしっかり浸れるからなのかな、と思うようになり…

2020年の今だからこそ心に染みる、ナイキ極上の映像作品

Photo by Clay Banks on Unsplash いい文学や音楽と同じで、いい映像作品には気持ちを揺さぶり、心の豊かさを取り戻してくれる力があります。今回は2020年の今だからこそ心に染みる、ナイキの素晴らしい映像作品をご紹介します。 今年はオリンピックがない夏…

ブラジル政府が自転車にかける”異常な税率”を訴えたユニークなアイデア

Photo by Andrew Gook on Unsplash 持続可能な社会を作るために、世界各地でその使用が推進されている自転車。その購入にあたり、ロンドンでは20%、ドイツでは19%、アメリカでは約8%の税金がかかるそうです。では、ブラジルではいくらの税金がかかるでしょ…

企業のニューノーマルを示す、ユニリーバ10年の試み

Photo by Robert Collins on Unsplash 新型コロナウイルスへの対応で世の中が騒然とする中、洗剤やボディソープなど、世界中のスーパーの棚にたくさんの商品を供給しているグローバル企業ユニリーバによる、10年にわたる試みが終了しました。それが「ユニリ…

街の大気汚染を「可視化」と「カネのチカラ」でロンドン市民に"自分ゴト化"させたキャンペーン

Photo by Benjamin Davies on Unsplash 産業革命当時は工場から出る排気で「霧の街」といわれたロンドン。技術革新や法制度の充実、産業構造の変化により当時に比べれば大気汚染は大幅に改善されていると思われますが、住民の視点に立てば、まだまだ改善の余…

ラッシュアワーの喧しいクラクションに一撃!を加えたムンバイ警察のナイスアイデア

Photo by Francesco Benvenuto on Unsplash 海外でタクシーなどに乗っていると、渋滞中に運転手たちが躊躇なく鳴らすクラクションに若干引いてしまうことがあります。国民性の違い、といえばそれまでですが、じつはご当地の人々も迷惑だな、と感じているみた…

選挙の不平等を放っておけない!アメリカの格安テレコム会社が投票日に行った、驚くべき取り組み

Photo by Element5 Digital on Unsplash 投票日。週末に行われることが多い日本だと大体、近くの学校か公民館の投票所に行き、さらっと投票して帰る、という手軽なイメージが一般的だと思いますが、アメリカの場合はここにも貧富の格差が立ちはだかります。 …

小規模企業で経営がピンチの皆さまへ:対コロナ支援制度への申請をサポートする情報サイトができました

ザ・ピンチヒッターのトップページ 懸命の努力の結果、日本列島における新型コロナウイルスの感染者数は減少を見せていますが、インフルエンザレベルの防疫体制が取れない限り、コロナ前の暮らしに安心して戻るにはまだまだ時間がかかることが見込まれます。…

全米最悪レベルの児童の人身売買を訴えた、ジョージア州のデモ行進

Photo by Dan Dennis on Unsplash 「デモ行進」は隠された、または無視されている社会問題を人々に広くアピールする、効果的な手段です。このブログでも過去に何度か、エッジの効いたユニークなデモ行進のアイデアをご紹介してまいりました(本記事の末尾に…

今こそ、映像の力を。コロナに屈せず、人々を勇気づけるムービー特集

Photo by Ajeet Mestry on Unsplash 世界的に続く新型コロナウイルス災禍に対し、各国の企業やブランド、自治体も次々と立ち上がっています。その中でも今回は、それらの組織が制作した「人の気持ちを動かす」という点で秀でたムービーを4つご紹介いたしま…

ネットもない僻地に「ググる喜び」をもたらしたGoogleの素敵な取り組み

Photo by Daria Nepriakhina on Unsplash Googleの創業は私が社会人になった年と同じ1998年。当時は検索といえばYahoo!が主流で、入社2年目ぐらいに友達からGoogleを教えてもらった時は検索窓だけのシンプルすぎる(と当時は思った)サイトデザインに「なぜ…

今度、またリゾートに行けるようになったら…「観光客」としてのふるまいを考えさせてくれる傑作アイデア

Photo by Denis Oliveira on Unsplash 時節柄、みなさまじぃーーーーっと、家の中にいることが増えていると思います。時は春休み真っ最中。通常であればお花見や、家族旅行を満喫している頃だと思いますが、こういう事態に直面するたびに日常の幸せがいかに…

自分の立場からやれることを 〜 身近な新型コロナウイルス災禍対策

Photo by Akson on Unsplash 中国の武漢から始まり、今や世界中に猛威を振るう新型コロナウイルス。在宅勤務など、しかるべき対策をとり、その鎮静化に協力するのは当たり前のことですが、その過程で日常にはなかった問題がいくつか、世の中に出てきておりま…

もしも、ソーシャルメディアでのいじめが現実に起こったら… アメリカ発の心揺さぶられるオンラインムービー / In Real Life #BeStrong

各種SNSやニュースサイトのコメント欄などで、特定の人たちを理不尽かつ一方的に非難する、いじめのような論調を目にすることも多い今日この頃ですが、海外でもどうやら状況は同じようです。今回はインターネット上を跋扈する「いじめ」を止めるべくアメリカ…

葛藤を越えて − 言葉が分からない難民たちのためにドイツで行われたグッド・アイデア / Words of Welcome

異国にいて、全く言葉がわからないことほど心細いことはありません。ましてや自分たちが、紛争により故郷を追い出された難民であったなら。…ということで今回ご紹介するのは、難民を異物として分け隔てたままにするのではなく、将来の仲間として受け入れるた…

全米の小学校で家電メーカーが取り組んだ、IOTのちょっと素敵な活用法 / Care Counts

全米でも深刻な、貧困を原因とする児童の不登校問題。今回はそれを解消すべく、家電ブランドのWhirlpoolが全米の小学校にシンプルなIOT(Internet of Things = モノにインターネットを組み入れることで、これまでにない活用法を可能にすること)を導入して取…

この世で最もヤバい街でプライド・パレードを実行した、心温まるキャンペーン / Los Santos Pride

LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)の人たちが自分たちのカルチャーを誇り、讃えるために色とりどりのコスチュームに身を包み、街を練り歩くプライド・パレード。それは同時に、法制度の揺り戻しや時折起きる襲撃事件など、社会…