2014-01-01から1年間の記事一覧
2014年の7月12日にふと始めたこのブログですが、年末の途絶えがちな更新の中、昨日無事1万PVを超えることができました!もともとは自分の勉強のために始めたこのブログですが、それでも誰かのディスプレイやスマホの画面に一瞬でも映り、世の中に1ミクロン…
今回はツイッターを使ったコロンビア発の効果的なソーシャルキャンペーンをご紹介します。がんの進行を、ツイッターを使って疑似体験させた試みです。通常スマホ施策を考える場合「どんなアプリを作ろうか…」などと、つい手段ありきで考えてしまいがちですが…
さぁ、ついにこの日がやってきてしまいました。世界の「段ボールを使ったソーシャルキャンペーン」シリーズ、ラストを飾るのはイギリスの超グレートなアイデアです。最終回だけに、もはやダンボールを使い倒すだけでなく、ダンボールの会社を作ってしまいま…
皆さんは、アルゼンチンで1994年に起きたテロ事件の事をご存知でしょうか?ユダヤ人のコミュニティセンターであるAMIAをイラン系(とみられる)テロリストたちが爆破。7階建ての同建物は完全に倒壊し、85名の死者を出したという大惨事です。人災でこのような…
気づけばもう12月。師走だけに、運転中もケータイに出たくなるほど忙しいのは分かりますが、やっぱりそれは「ダメよ〜ダメダメ(←ちょっと今年を振り返ってみましたw)」な行為。自分を含むすべてのドライバーたちへの戒めの意味を込めて、今回は香港の映画…
これまで本ブログでは様々なドネーションキャンペーンを紹介してまいりましたが、今回はフットボールクラブととことんコラボすることで実現した、ブラジルの血液バンク・ヘモバによる献血促進アイデアをご紹介します。ユニフォームが赤と黒の縞模様であるこ…
今回取り上げるものも前回に引き続き、TEDで最近公開されたプレゼンテーションですが、アイデアのスケールはもはやソーシャルキャンペーンの枠をはるかに超えています。ただ、これからの課題解決を考えたときに、すべてのNPOや組織が今のうちから把握してお…
今回は、TEDで見つけた興味深いキャンペーンをご紹介します。無計画に建てられたリオ・デ・ジャネイロ北部のスラム街から始まった、世界中の街を染め上げるアートプロジェクトです。アーティストと現地の住民たちが力を合わせて、雑然としたスラムをきれいに…
ひと昔前、「1秒の世界」という本が流行ったことをご記憶の方はいますでしょうか?1秒の間に、どれぐらいのものが消費され、どれぐらいのものが失われているかを分かりやすくまとめた本で、読んだ当時はもう3年も人類は持たない…と思ったものですが、今も私…
読書の秋。皆さん、読書してますか?今回はドバイの紀伊国屋で行われた、子どもを貧困から遠ざけるための「本を活用した」ドネーションキャンペーンをご紹介します。実はこの企画、てっきり日本で行われたものだとばかり思っていたんですが、今回訳してみて…
背丈や体重、そして知能。人それぞれに高低はあって当然ですが、はたして人はどこまでが個性で、どこからが「病気」とされてしまうのでしょうか?今回はそんなことを深く考えさせる、ダウン症の子どもたちへの偏見が解ける、イタリア発の素晴らしいムービー…
「署名活動」というと、たとえそれが社会的意義のあるものであっても(中には怪しげなものもあったりして)、個人情報をさらす事への抵抗感からなかなか参加しにくいものです。そこで今回は、表現上のアイデアでそのハードルを一気に飛び越えてしまったアメ…
どうしてもその過程に「死」という要素が避けられず、それゆえ日常的に、表立っての議論がされにくい臓器移植。今回はそのネガティブな「死」という言葉を1カットの映像の力で「再生」へのポジティブな物語に転換してしまったマレーシアのテレビCMをご紹介し…
収穫の秋。多くの野菜は畑でのびのびと育ったはずなのに、スーパーに並ぶ野菜が工業製品のように、みんな同じ形をしているのはなぜでしょう?今回は、そんな疑問から現代の食にまつわるシステムの無駄を明らかにしたスーパーマーケットのソーシャルキャンペ…
さて、いつもは社会的な課題の解決や、認知促進を促すキャンペーンを扱うこのブログですが、今回は社会的に手つかずのまま放置されていた「つまらないもの」を、楽しく変える事でコミュニティ全体に笑顔をもたらしたペルーのアイデアをご紹介します。 目をつ…
秋も深まり、着る服もどんどん厚手になっていくこの季節。今回はブラジルで実施された、ユニークな衣服のドネーションキャンペーンをご紹介します。前々回お届けした交通標識と同様、払い方やシチュエーション、受け取り方などドネーションの「お約束」にひ…
パレスチナやシリアなど、世界には再びキナ臭い匂いが漂い始めておりますが、今回は世界を股にかけて活動を続けるフランス人アーティスト・JR氏の国際的ムーブメント「INSIDE OUT(ひっくり返す)」の一環としてパキスタンの国境地帯で行われたソーシャル…
今回はクルマが走る国であれば世界共通に存在する「交通標識」を使ったソーシャルキャンペーンをお届けします。交通標識は普段(場合によっては見落として、切符を切られてしまうほど!)当たり前のように存在するものだけに、そこに素敵なアイデアの一滴を…
皆さま連休はいかがおすごしでしょうか。相次ぐ台風にうんざりした気持ちにもなりますが、今回は先月「途上国」篇をお伝えした、段ボールを使ったソーシャルキャンペーンの東アジア編をお届けします。身の回りにあり、しかも低コストで社会に貢献できる段ボ…
1964年に開催された東京オリンピックの開会式から明日で50年。今回はイギリスで制作された、パラアスリート(障がい者スポーツの競技者)をテーマにした感動的なムービーをご紹介します。このムービーはパラリンピックの中継をPRするためのテレビチャンネル…
運動会シーズン真っ盛り。元気な子どもたちの姿を見るのはいつでもうれしいものですが、今こうしている間にも、小さい体で病気と闘っている子どもたちがいます。今回はそんな子どもたちを励ますためにブラジルで行われた「人気キャラを活用した」ソーシャル…
アスファルトの温度も下がり、ワンちゃんたちとも安心してお散歩に行ける季節になりましたが皆さまいかがおすごしでしょうか?今回は、そんな愛犬家をはじめとする皆さまのために、動物愛護をテーマにしたNZ(ニュージーランド)発のソーシャルキャンペーン…
総務省でバリバリ働く現役国家公務員でありつつ、週末は地域づくりのミツバチとして(もちろん自腹で!)日本各地の面白い人たちと親交を結んでいる「世界のたかちゃん」こと井上貴至さんのブログ「地域づくりは楽しい~幸夢員・井上貴至の元気がでるブログ…
温暖化の影響でしょうか。今年もひとつひとつの台風がもたらす各地の被害が大きく、心落ち着かない秋ですが、今回は昨年11月の台風30 号「ハイヤン」で壊滅的被害を受けたフィリピンの街を復興すべく、SNS上で展開されたドネーションキャンペーンをご紹介し…
今回は数多ある禁煙キャンペーンの中でも出色の、タイ発ソーシャルキャンペーンをご紹介。喫煙者の「わかっちゃいるけどやめられない」矛盾をついた見事なキャンペーンです。大抵の社会的課題はなんらかの不公正があることが分かりつつ放置されていることが…
東京も2020年に向け、さまざまな計画が動き出していますが今回は、ニューヨーク発の素敵なソーシャルキャンペーンを2つご紹介します。街の伝統や文化といった財産を活かしつつ、どのように新たな価値をそこにプラスオンしていくのか。これからの街作り・コ…
成功するソーシャルキャンペーンに共通する要素のひとつとして「もし自分が同じ立場だったら…」と、普段考えもしないことを人々に思い描かせ、共感させるということがあります。今回は交通安全をテーマに、見る人が「もし自分が当事者だったら…」と考え、自…
Facebookで毎週2回のブログ更新を逃さずチェック。世の中をアイデアの力で草の根から変えていきたい皆さまのためのアイデアノート「世界のソーシャルキャンペーン」のFacebookページ支部が完成しました。わざわざブログで記事をさがすのが面倒で・・・という…
今日は敬老の日。それを記念して今回は、遠く離れた土地のお年寄りたちに笑顔を取り戻すきっかけを作った、ブラジルの英会話学校発のソーシャルキャンペーンをお届けします。英会話学校のサービスとしても成立しつつ、さらにおじいちゃんやおばあさんたちの…
スポーツの秋。今回は、南米エクアドルのスタジアムにて行われたソーシャルキャンペーンをご紹介します。日本だと想像しにくいのですが、南米ではサッカー観戦中に起こる暴力的行為の犠牲になる方が多いそうで、その鎮静化に成功したアイデアです。せつなく…