世界のソーシャルキャンペーン WORLD’S SOCIAL CAMPAIGN

このブログではこれまでの常識に「ひとつまみの非常識」を加えることで世界中で話題となったソーシャルキャンペーン事例を、時に和訳文付きでご紹介。NPOや起業家等、社会をよりよくしたい人たちのヒントになれば幸いです。

低予算

おら電気自動車乗るだ@南仏

Photo by Emmanuel Martin on Unsplash フランスの田舎で行われた電気自動車の”実用実験” 電気自動車と聞くと、2021年の時点で皆様はどのようなイメージを持つでしょうか?未来はみんな乗っているんだろうけれども、自分が買うにはまだ色々不便がありそう…。…

国が突然、ネットを遮断したらどうします?

Photo by Michael Dziedzic on Unsplash 突然のありえなすぎる”if(もしも)”をタイトルで投げかけてしまいましたが、実はこれ、2年前のインドで実際に起きた出来事なんです。詳しくはTechCrunchによるこちらの記事をご覧いただければと思うのですが、2019年…

性別による格差の問題に切り込んだ「恐れを知らない」キャンペーン

Photo by bantersnaps on Unsplash いわゆるジェンダーギャップ(性別による格差)の問題が日本でも盛り上がりを見せております。世界各地でもここ数年、男女間の賃金格差や、組織の幹部クラスにおける男性の数的優位が大きな問題となっていました。今回はア…

皮膚のがんを見つけるのに最適な職業は…

Photo by Lucija Ros on Unsplash 私たちが不要不急の外出を自粛し始めてからもう少しではや1年。今年の夏こそ太陽を浴びながらビーチで過ごしたい…と願う人たちもきっと多いことと思われます。しかしながら、日差しをたっぷり浴びたら浴びたで、皮膚がんな…

マラソンで社会的課題を訴える

Photo by Isaac Wendland on Unsplash 明けましておめでとうございます。おかげさまで去年は50の記事を更新することができました。今年は年末に始めたポッドキャストも入れて、少なくとも70〜80記事の更新を目指したいと思います。どうぞよろしくお願いいた…

2021年はアウトドアがもっと楽しめますように!という願いを込めて

Photo by Gavin Allanwood on Unsplash 2020年はもう耳にタコができて聴きたくもない事象により、思うように外に出れなかった人がほとんどではなかったかと思います。来年は皆様が外に出て、思い思いの活動ができますように!という願いを込めまして、今年最…

メンタルヘルス向上のために、イギリスのTV番組が行った究極のデモンストレーション

Photo by Antenna on Unsplash 2000年台の半ばから、地球上の情報量は一人の人間が処理できる量を大幅にこえ、人々は現実と、自分好みの情報だけで作ったオンライン世界との間で葛藤するようになりました(Brexitやトランプ政権の樹立は、その副産物だともい…

生き物を守る、世界のマクドナルドの素敵な試み

Photo by Irina Blok on Unsplash サステナビリティの観点から世界中の消費者の関心が植物性代替肉に向かうなど、様々な変化への対応が求められているファストフードチェーン業界ですが、今回はその中のトップブランド、マクドナルドが世界で展開している「…

【悲報】自分、知らぬ間にヤバいモノを食べていたことが判明

Photo by pixpoetry on Unsplash 2週間前に、「数字を可視化すること」に成功したアイデアについて触れましたが、その言霊に惹かれたのか、今週はさらに強烈なインパクトを持つ「数字の可視化」アイデアを見つけましたのでご紹介します。WWF(世界自然保護基…

ラッシュアワーの喧しいクラクションに一撃!を加えたムンバイ警察のナイスアイデア

Photo by Francesco Benvenuto on Unsplash 海外でタクシーなどに乗っていると、渋滞中に運転手たちが躊躇なく鳴らすクラクションに若干引いてしまうことがあります。国民性の違い、といえばそれまでですが、じつはご当地の人々も迷惑だな、と感じているみた…

ペットとともに、おうちで暮らそう。今だからこそ、のペディグリーの素敵な試み

Photo by Alvan Nee on Unsplash 今日は2020年5月30日の土曜日。新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言が全国的に解除されてから初の週末ですが、すぐに在宅勤務体制を全面的に解除する会社はそう多くはなさそうです。むしろ、職種によっては適切なデジタ…

今度、またリゾートに行けるようになったら…「観光客」としてのふるまいを考えさせてくれる傑作アイデア

Photo by Denis Oliveira on Unsplash 時節柄、みなさまじぃーーーーっと、家の中にいることが増えていると思います。時は春休み真っ最中。通常であればお花見や、家族旅行を満喫している頃だと思いますが、こういう事態に直面するたびに日常の幸せがいかに…

プラスチックゴミによる海洋汚染を訴えるアイデア その1

Photo by Jon Eckert on Unsplash 長年世界のソーシャルキャンペーンを見ていると、そこにもトレンドがあることがわかります。近年特に、世界的問題として浮かび上がってきているのがプラスチックゴミによる環境破壊。ということで今週と来週は、私がブログ…

困っている人の立場を、きちんとイメージさせるには? -Through the eyes of a refugee

忙しくなる一方のこの世の中。困っている人の立場を、きちんと認識して自分の意見を持つのは難しいもの。しかしみんなにきちんと考えてもらわないと、一部の極端な考えに社会全体が流されてしまう。。。 そんな流れを食い止めるのが、アイデアの力。 アムネ…

葛藤を越えて − 言葉が分からない難民たちのためにドイツで行われたグッド・アイデア / Words of Welcome

異国にいて、全く言葉がわからないことほど心細いことはありません。ましてや自分たちが、紛争により故郷を追い出された難民であったなら。…ということで今回ご紹介するのは、難民を異物として分け隔てたままにするのではなく、将来の仲間として受け入れるた…

かしこカワイイ!不良品のキャンディを社会貢献に結びつけた、スペインのお菓子会社のキャンペーン/ Broken Hearts

ロリポップキャンディ(以下ペロペロキャンディ)の製造過程でどうしても出てしまう不良品。スペインのお菓子会社FIESTAは、それを捨てるのではなく、そこにちょっとした意味を付け加えることでとても価値のある商品に変えてしまいました。 無駄をそのまま受…

論より証拠。ダウン症の子供を身ごもった親たちの不安に見事に答えたキャンペーン / Down Syndrome Answers

体の調子が悪い時、ふと症状が気になってGoogle検索をしたことがありますよね?ましてや自分の子供がダウン症かもしれないと診断された親たちは気も動転しているはずです。そんな時に運悪く、閲覧数目当ての誤った情報を目にしてしまったら…。将来後悔するこ…

この視点は斬新!本棚に加えたひとひねりで男女格差のリアルを明示したキャンペーン:The best Idea for International Women's Day 2017

去る3月8日は「国際女性デー」ということで、日本を含む世界各地で様々な取り組みが行われましたら、今回はその中で自分が一番感心したアイデアをご紹介します。 アメリカはオハイオにある、ローガンベリー(Loganberry)という古本屋さんで行われた取り組…

え、ソコ!?思いがけないところに潜む、女性への差別意識を明らかにしたキャンペーン /「世界を幸せにする広告」展より : ‪The Autocomplete Truth‬‬

先日、私の会社の地下にあるアド・ミュージアム東京にて開催中の「世界を幸せにする広告」展に行ってまいりました。世界のソーシャルグッドな広告やキャンペーンおよそ80例を、「人権」や「医療」、「格差」などの7つに分類して和訳〜展示してくれているこ…

これなら行くかも。献血促進のため「行列」に目をつけたブラジル発のソーシャルキャンペーン:Solidarity Queue

いやぁ、寒いですね。寒い冬は、献血する人が減る傾向にあるそうです。ということで今回はブラジルで行われた、とても効果的な献血促進キャンペーンをご紹介します。針に刺されて、時間もかかる‥ということでどうしても「気乗りのしない作業」として位置づけ…

なるほど!理解されにくい難病の症状を可視化したソ−シャルキャンペーン:THIS BIKE HAS MS

あけましておめでとうございます。久しぶりの更新ですが、今回はオーストラリアでつい先日発表された、多発性硬化症の患者を支援するためのキャンペーンをご紹介します。多発性硬化症とは中枢神経に起こる病変により、体にしびれや歩行障害、視力の低下など…

すべてが規格外!世界食糧計画(WFP)が実施した「とんでも素晴らしい」ソーシャルキャンペーン

広告の世界では数年前、街などで突然パフォーマンスをするフラッシュモブや、ありえない場所に広告を置く「ゲリラ広告」なるものが一世を風靡しました。(一般でも、集団でマイケルを踊るなどのムーブメントが盛り上がったのは記憶に新しいところです。) 今…

電話で報道への政治介入を攻撃!マケドニアのテレビ局が放ったソーシャルキャンペーン

自分たちにとって都合の悪いことを書かれたり、伝えられたりするのを不快に思うのは人の性。しかしそれと同じノリで、一国の政府や政治家たちが都合の悪い報道に対してあからさまに圧力をかけたらどうなるでしょう? 今回はそんな慣行がはびこるマケドニアの…

ハロウィン万歳!エボラから人々を救った見事なソーシャルキャンペーン

街がハロウィンに染まりはじめる今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。さて今回は、昨年のハロウィンシーズンにSNS上で起きた炎上騒動に見事に対応することで、当時西アフリカで猛威を振るっていたエボラ出血熱の拡大阻止に貢献したアメリカ…

毒をもって毒を制す!一休ばりの頓知でネオナチを驚愕させたドイツのソーシャルキャンペーン

皆さんご無沙汰しております。仕事の方で山場がありまして、更新が遅れてしまいました…コホン。シルバーウィークのど真ん中、今回は今シーズンの世界の広告賞を大いに賑わせたソーシャルキャンペーンをご紹介しようと思います。お題は「ネオナチ」。少数派な…

これは明快!カンヌ国際クリエーティブ祭 ライオンズヘルス審査レポート vol.7

【写真キャプション】授賞式後、会場外で行われた懇親会での一コマ。今回ご紹介したアイデアを担当したコスタリカのクリエイター(左から二人目)と偶然、出会うことができました。私も受賞を後押ししたことを伝えたら、とてもとても、喜んでいました。でも…

ペットの健康も考える!カンヌ国際クリエーティブ祭 ライオンズヘルス審査レポート vol.6

【写真キャプション】 審査翌朝、プレスカンファレンスでグランプリを発表します。ここできちんと論理的に説明できる結果をまとめることが、審査委員長の責務のひとつ。写真は我らが審査委員長アンドリューによる、素晴らしいスピーチの一コマ。 みなさんこ…

もはや脱帽。アルゼンチン人の塩分とりすぎを警告した、見事すぎるキャンペーン

みなさまこんにちは。今、国際クリエーティブ祭に参加するためカンヌへと向かうフライト待ちのラウンジでこのブログを書いています。向こうに行ったら刺激が多すぎてきっと更新も滞ると思い、あわてて更新していきます。しかしこれ、今回もシンプルながらす…

これは傑作!子供たちに夢中で手を洗わせた南アフリカの感染症予防キャンペーン

みなさまこんにちは。世界中の広告業界にいる人たちにとって6月は胸踊る季節、世界最大の広告賞、カンヌ国際クリエーティブ祭がまた、近づいてまいりました。私もヘルスケア部門の審査員として旅の準備を始めているのですが、今から世界中のどんなビッグア…

きれいごとでごまかさない。自分自身が試される、HIV感染者への差別防止ポスター

みなさんこんにちは。さて、今回はタイトルの通り、差別に関するポスターを使ったソーシャルキャンペーンをご紹介します。日本だとこの手のポスターは、きれいごとやありがちなスローガンだけでお茶を濁すようなモノも多いのですが、ブラジル発のこのアイデ…