世界のソーシャルキャンペーン WORLD’S SOCIAL CAMPAIGN

このブログではこれまでの常識に「ひとつまみの非常識」を加えることで世界中で話題となったソーシャルキャンペーン事例を、時に和訳文付きでご紹介。NPOや起業家等、社会をよりよくしたい人たちのヒントになれば幸いです。

「どうぶつの森」のカブを使った見事なドネーションアイデア

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Photo by steffi borg bartolo on Unsplash

このご時世、ソーシャル・ディスタンスや外出の自粛が続く中、街頭で募金を募るのはなかなか難しいと思います。

しかしそんな中、1年前もその素晴らしい取り組みを記事として取り上げたHellmann'sがまたやってくれました。

どうぶつの森を使い、適切なタイミング(クリスマス)に、適切なアイデアで行われた取り組みです。では、いつものように以下のケースフィルムをご覧ください。 

www.youtube.com

<雑訳> 

どうぶつの森のクリスマスは、喜びのひととき!人々は友達を招待して、パーティを開きます。内装もムードたっぷりに準備して、ホストは一日中料理を仕込みます。焼いたり、煮たりのご馳走を用意して。それでは、いただきましょう!と思ったら、カブが腐っていることに気づいてしまいました。なんということでしょう。もうクリスマスはおしまいです…。みんなが悲観に暮れる中、一人のゲストが閃きました。「あ、腐ったカブがカネになる場所を知ってるよ!」そこでみんなは空港に行きました。「Hellmann's島行きのチケットをください!」そしてHellmann's島に到着すると、みんなはその島の畑に、腐った株をひとつ置きました。なんという善行でしょう!これで、Hellmann'sから(現実世界の)恵まれない人たちに2食分の食事が与えられることになりました。私たちは、思いがけずもまた、「食材は無駄にするには素晴らしすぎる」ということを知りました。そしてそれは、今年最高のクリスマスプレゼントとなったのです。

スーパー「この取り組みを通じて、フェアシェア・フードバンクに5万食を寄付してくれた人々に感謝します。Hellmann'sより」

いかがでしたでしょうか?日本でも昨年のクリスマスは、コロナ下であまりやることがなくて久しぶりにどうぶつの森をプレイした人も多かったのではないでしょうか?特にこの取り組みが行われた英国では当時、感染の拡大が深刻で家に閉じこもりきりの人も多かったと思います。

そんなタイミングでこのアイデアを実施した、というところがまず素晴らしいですし、さらにこのアイデアは過去記事でも取り上げました「食べごろを過ぎた食材を活かす(Food's too good to waste)」というHellmann'sブランドの信条とも一貫していて、生活者にHellmann'sブランドへの信頼と愛着がしっかりと貯金される、素晴らしい取り組みだな、と思いました。

ちなみに小ネタではありますが、彼らはどうぶつの森のプレイヤーが入手できる”無駄にされそうな醜いブロッコリのジャンパー”など、「食べごろを過ぎた食材をデザインモチーフにしたオリジナルファッション」のコードを公開しつつ、実世界でそれらの食材を活かすための(Hellmann'sのソースやドレッシングを使った)レシピを公開しています↓。

www.hellmanns.com

↓あと、念のため去年取り上げたHellmann'sのアイデアをここに貼っておきますね。今回のアイデアの実世界版、とも言えると思います。

wsc.hatenablog.com

 いやぁ、アイデアって本当にいいもんですね。

それでは皆さん、また来週!