世界のソーシャルキャンペーン WORLD’S SOCIAL CAMPAIGN

このブログではこれまでの常識に「ひとつまみの非常識」を加えることで世界中で話題となったソーシャルキャンペーン事例を、和訳文付きでご紹介。NPOや起業家等、社会をよりよくしたいすべての人のヒントになれば幸いです。

え、こんな場所で!?アルツハイマーの症状を疑似体験させたエクアドル発のソーシャルキャンペーン:The Brilliant Idea to Make People Experience the Symptoms of Alzheimer’s Disease with Wow

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今回ご紹介するのは少し昔、2011年の秋にエクアドルで行われたいわゆる「ドッキリもの」なのですが、この前たまたま見返す機会があり、いま見ても十分に驚きのある素晴らしいアイデアだなぁ、と思い翻訳してみることにしました。

人々の日常生活のルーチン上にある、思いもよらないところにサプライズを仕掛けることでメッセージを伝える…という手法には、5年を経てなおさまざまなヒントが隠されていると思います。

This idea was executed in Equador in 2011. Though this work is a little bit old one, it still has a lot of hints when it comes to coming up with something new and surprising.

Bubblegum on a shelf of sashimi. Raw beef next to Kleenex… If you were a customer in this place, I promise you would almost exactly experience what the patients of Alzheimer’s disease feel.

アルツハイマー体験-Alzheimer Experience>

www.youtube.com

<ビデオ和訳>

“2011年9月21日 朝6時

“国際アルツハイマーデーにちなんで”

“スーパーマーケット「ラ・エスパニョーラ」にて”

“私たちは、全ての商品を別の場所に置きかえた”

“お客さんが、いつもの場所に目当てのものを買いに行くと…”

“見つからない”

“我々はお客様に、アルツハイマーの症状を疑似体験してもらったのだ”

“そしてレジで種明かし。同時に、団体への寄付を募った”

“ただお金を集めるだけでなく”

“我々は何千もの人々に、この病気について立ち止まり、考えさせることに成功した”

女A「レジで説明してもらって、アルツハイマー症についてもっと知ってもらうために、財団が仕掛けたドッキリだということを知ったわ。アルツハイマーになるとどんな風になるかを理解できる、とても素晴らしい取り組みだと思います」

女性B「途方にくれたり、混乱したり、かかると実際に何がキツいかが体験できました」

女性C「素晴らしい取り組みだし、早く治療法が見つかればいいのに、と思います。みんなが力を合わせれば、きっとなんとかなると思います。」

エクアドル アルツハイマー財団>