世界のソーシャルキャンペーン WORLD’S SOCIAL CAMPAIGN

このブログではこれまでの常識に「ひとつまみの非常識」を加えることで世界中で話題となったソーシャルキャンペーン事例を、和訳文付きでご紹介。NPOや起業家等、社会をよりよくしたいすべての人のヒントになれば幸いです。

GW後半記念特集!青空の下で子供を守るソーシャルキャンペーン

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さて皆さん、いよいよGWも後半。連休をどう過ごそうかとワクワクしている方も多いかと思いますが、今回は力を抜いて、思わず新緑の中に駆け出したくなるような、スウェーデン発の明るく楽しいナイスアイデアをお届けします。休暇中の旅先で、自宅のリビングで。休める方は、ぜひくつろぎながら以下のムービーをご覧ください。

<Play in the Shade(日陰で遊ぼう)>

www.youtube.com

<ビデオ和訳>

スウェーデンの冬は長く、暗い>

<夏になると人々は、少しでも長く太陽を浴びていたいと外に飛び出す>

<メラノーマは、皮膚ガンで最も悪性のもの。

 患者数は2000年に比べ、2倍になっている>

<私たちは、この問題をみんなにもっと知ってもらおうと考えた。ただし••>

<“11時から15時まで、日陰にいるように”と言う代わりに、“11時から15時まで、日陰で遊びなさい”とメッセージすることで>

<“太陽から身を守るべき時間帯だけ、出現するサッカーフィールド”>

<これは、太陽の危険性について楽しく示す、新しい方法>

<Cancerfonden(ガン財団)>

いかがでしたでしょうか?最近重厚な記事ばかり書いていたので、とても簡単に感じるビデオですが、シンプルでとてもわかりやすいですよね。このブログで何度も書いてきましたが、北風と太陽でいうと、アイデアとは、やっぱりいつも「太陽」であるべきものだと考えます。

相手に無理やりやらせるのではなく、どうすれば相手が喜んでそれをやってくれるか。日々の些細なことからそうした態度で生きることで、自然とこのアイデアのような、見るだけで心が温かくなることを思いつく人間になれるのだと思います。

さまざまな行き違いや意地悪で笑顔を忘れがちな日常生活ですが、せめて連休中ぐらいは、日焼け止めをたっぷり塗って、太陽の下、みんなの幸せを考えながらかけがえのない時間を過ごしたいな、と思いました。

 

それでは、よき連休を!