世界のソーシャルキャンペーン WORLD’S SOCIAL CAMPAIGN

このブログではこれまでの常識に「ひとつまみの非常識」を加えることで世界中で話題となったソーシャルキャンペーン事例を、和訳文付きでご紹介。NPOや起業家等、社会をよりよくしたいすべての人のヒントになれば幸いです。

【名作探訪 その5】飲酒運転を予防するため、伝説のF1レーサーが登場

UnsplashのGerrie van der Waltが撮影した写真

飲み会が復活しつつある今だからこそ

GW開けから新型コロナウイルスが5類感染症へと移行し、自分の会社にも徐々に賑やかさが戻ってきている気がしております。夜の街も人が増え、会合の機会も増えてきました。となると飲酒運転の誘惑に晒される人もいるのではないか…と思い今回は、F1の公式スポンサーであるハイネケンがパンデミック発生前に展開した、飲酒運転予防のための格好良いムービーをご紹介いたします。

イギリスの伝説のF1ドライバー、サー・ジャッキー・スチュワートさんが主人公として登場しますよ。それでは早速、2017年のカンヌライオンズFilm部門で金賞を獲得したこのムービーをご覧ください。

「When you drive, Never drink / 運転するなら飲まないこと」

vimeo.com

【雑和訳】給仕スタッフ「お飲みになりますか?」/ サー・ジャッキー・スチュワート「いりません…私はまだ運転しますので」/ 文字要素:運転するなら絶対に飲まないこと / ロゴ:ハイネケン (歓声)

いかがでしたでしょうか?映画「フォレスト・ガンプ」のように、昔の記録映像をうまく加工することで「昔からずっと飲酒運転を拒み続けてきた男、ジャッキー・スチュワート」という、最後のオチに向けた設定を素敵な音楽と共に印象的に描いております。

 

いやぁ、アイデアって本当にいいもんですね。それでは皆さん、また来週!