世界のソーシャルキャンペーン WORLD’S SOCIAL CAMPAIGN

このブログではこれまでの常識に「ひとつまみの非常識」を加えることで世界中で話題となったソーシャルキャンペーン事例を、時に和訳文付きでご紹介。NPOや起業家等、社会をよりよくしたい人たちのヒントになれば幸いです。

学校閉鎖により奪われた「演じる喜び」を取り戻したアメリカでの素敵な試み

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Photo by Dan Barrett on Unsplash

新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。9月に向けて各種学校が新学期を迎える中、お子様をお持ちの皆様の中には運動会や発表会、学習旅行など、子供たちが楽しみにしていた行事がどうなるか、気を揉んでいる方も多いと思います。

そんな中、今回は新型コロナウイルスによる学校閉鎖により上演がキャンセルになってしまった中学校の演劇部のために、アメリカの放送会社Coxコミュニケーションズが行った素敵な取り組みをご紹介したいと思います。

今年6月に行われたクリエイティブの祭典、カンヌライオンズ2020/21のデジタルクラフト部門で金賞を受賞したアイデアです。

では早速、紹介ビデオをご覧ください。画面右下の字幕アイコンをオンにしてご覧になると、精度は低いですが日本語字幕付きでお楽しみいただけます。

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いかがでしたでしょうか?アメリカの一流3Dアニメ制作陣が、演劇部の子供たちひとりひとりのためにオリジナルキャラクターを制作。タブレット上に開発したアプリで彼らの演技をトラッキング&収録できるようにすることで、それぞれが離れた場所にいても演技できる環境を作り出したのです。

そしてその後、それぞれの演技のデータはまとめられ、以下のような1本の素晴らしいCGアニメが出来上がりました。

それではアメリカ、サーマンホワイト中学校演劇部による愉快なアニメーション演劇「追い詰められて、テンパって!」をご覧ください!

↓↓↓

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いかがでしたでしょうか?ストーリー的には、怪我をして出られなくなりそうな演劇部員の出どころをめぐってのちょっとしたドタバタ劇なのですが、最後までしっかりと見られるエンターテインメントになってますよね!

最後の子供たちによるNG集も良い感じです。

もちろんCoxコミュニケーションズもすべての学校にこのような素晴らしいコンテンツを提供できるわけではないのですが、彼らの姿勢を参考に、すべての行事をやる・やらないの二択で判断してしまう前に「もっと良い方法はないのか?」と思考を巡らせ、何か新しいことにトライしてみるのも悪くないんじゃないかな、と思わせてくれる事例でした。

いやぁ、アイデアって本当にいいもんですね。

それではみなさん、また来週!