世界のソーシャルキャンペーン WORLD’S SOCIAL CAMPAIGN

このブログではこれまでの常識に「ひとつまみの非常識」を加えることで世界中で話題となったソーシャルキャンペーン事例を、時に和訳文付きでご紹介。NPOや起業家等、社会をよりよくしたい人たちのヒントになれば幸いです。

新種発見!モーガン・フリーマンがナショジオ風に海の危機に迫る

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Photo by Brian Yurasits on Unsplash

猛暑真っ盛り。今回は納涼も兼ねて、美しい映像とモーガン・フリーマンさんのクールなナレーション による、とある「未知の生物」についてのドキュメンタリームービーをお届けします。知的興味がそそられるこの動画、ご覧いただければ”かなり”涼しくなるに違いないと思います。そう、背筋も凍るほどに…

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美しいですよね。理解を深めていただくために、以下、モーガンさんのナレーションをざっくり翻訳いたします。

”この海では、至る所で新たな生き物が永遠の存在として栄えつつある。タイトル:「水面下の命」。この驚くべき生き物は、眼や歯、神経系すら持たない。なのに驚くべきことに、彼らは何百マイルも移動することができるのだ。そして、その寿命は千年以上。彼らは、”プラスチック”。明らかに他の生き物とは異なる見た目だが、彼らは順応しようと懸命に努力している。あるものはダンスをし、あるものは遊ぶ。彼らは捕獲したものと絆を結ぶ。あるものは恋に落ちたりさえする。そして彼らは、極少生物”マイクロプラスチック”に変化する。一見無害に見えるマイクロプラスチックだが、彼らは実はテロリスト。年間100万匹以上の海の生き物を殺しているのだ。歯すら持たない捕食者としては、なかなかの腕前といえるだろう。彼らはその不可解な生態と怪しげな振る舞い、そして不屈の粘り強さで、海の生き物たちの大いなる脅威となっている。…どうです、美しいと思いませんか?キーメッセージ:「2050年には、海にいる魚の総量をプラスチックの総量が上回ると推測されている。」「海はあなたの助けを求めている。Global Goalsをサーチしよう。」”

実はこれ、SDGs14の「Life Below Water(海の豊かさを守ろう)」を啓蒙するためにGoogleが出資して制作したムービー。実は日本でも同じ悩みがあるのですが、SDGs(持続可能な経済成長)というと目的が漠としてしまうので、英語ではSDGsの代わりに「17 Global Goals(17の国際的なゴール)」と呼ばれることも多いようです↓

www.globalgoals.org

またこのムービーはスピンアウトとして、ペットボトルのフタや歯磨き粉のチューブなど、種別に応じたプラスチックの生態をまとめた15秒ほどの短編もいくつか作っていて、それらをまとめたムービーもありましたのでご紹介します。この取り組みの全容を知りたい方は、ご参考にされるといいと思います。

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さて、皆様の背筋はしっかり冷えましたでしょうか?このムービーをきっかけに、人々のアクションが少しでもより良いものに変わることを願っています。

いやぁ、アイデアって本当にいいものですね。それでは皆さん、また来週!