世界のソーシャルキャンペーン WORLD’S SOCIAL CAMPAIGN

このブログではこれまでの常識に「ひとつまみの非常識」を加えることで世界中で話題となったソーシャルキャンペーン事例を、時に和訳文付きでご紹介。NPOや起業家等、社会をよりよくしたい人たちのヒントになれば幸いです。

今こそ、映像の力を。コロナに屈せず、人々を勇気づけるムービー特集

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Photo by Ajeet Mestry on Unsplash

世界的に続く新型コロナウイルス災禍に対し、各国の企業やブランド、自治体も次々と立ち上がっています。その中でも今回は、それらの組織が制作した「人の気持ちを動かす」という点で秀でたムービーを4つご紹介いたします。

 

まず最初が、「なぜパンデミックを防ぐために、ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を取ることが大事なのか」ということを見事に視覚化したオハイオ州保健局の啓蒙ムービーから。映像があまりにシンプルでクリアなので、英訳も、何もいりません。

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次がApple。こんな困難な時でも、人々のクリエイティビティは決して屈することはない。そのために我々はいるのだ、という企業の姿勢を、彼らの商品をうまく交えながら”Creativity goes on.(クリエイティビティは続いていく。)”というシンプルなキャッチコピーで感動的に伝えています。あえて間延びした作りにして、家でじーっと見ている人たちにじっくり味わう時間を与えているところなんかも素敵だな、と思います。

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日本のポカリスエットも負けてません。こちら、ながらく高校生の青春に寄り添う飲料としてブランディングを展開していますが、新型コロナウイルスの影響で「集まれない」状況に対し、何よりもみんなで「集まって」なにかをしたい年頃の若者たちの気持ちに寄り添った、見事な青春賛歌を謳いあげています。

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最後にどんな時でもユーモアを忘れない、アメリカのバーガーキングによるテレビ広告を一つ。外で新型コロナウイルスが猛威を振るう今だからこそ「家でカウチポテトしながらスマホアプリでバーガーキングをデリバリーする」ことこそが愛国者(patriot/パトリオット)の証!!ということで、彼らはなんと「カウチポテト」と「パトリオット」を組み合わせた「カウチ・ポテトリオット(カウチ愛国者?)」という造語を開発。カウチ・ポテトリオット愛国者として、家でしっかりダラダラしましょう、ということをユーモラスに表現しています。ユーモアで序盤は見る人を楽しませながらも、実は一番伝えたい情報が後半の「バーガーキングは医療従事者にワッパーバーガーを寄付したり、全米ナース財団をサポートしているんだよ」という、すこぶる真摯な内容だったりするところもニクいなぁ、と思います。

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以上、視覚的に情報を伝えるものから、エモーショナルに企業やブランドの姿勢を示すもの、そしてくすっと笑えるユーモラスなものまで、4つのムービーをご紹介させていただきました。

いやぁ、アイデアって本当にいいものですね。(こんな時だからこそ本当にしみじみ、そう思います。。。)

それでは皆様、また来週!