環境の変化もありしばらくブログの更新も滞りがちだったのですが、読者の方からご声援をいただき、やる気がまた出てきました。読んでる人はどんどん声をかけてくださいね。調子に乗せていただければ、更新頻度もまた上がるかもしれません(笑)。
今回は今年、各地の広告賞で高い評価を得たタイ発のソーシャルアイデアをご紹介します。もちろん素晴らしいソリューションなのですが、このアイデアのミソは主催者がNPOではなく、民間の不動産デベロッパーである点。
有名人を起用して「あなたのための街づくりを考えています」といった美辞麗句を並べたTVCMを流すのもイメージアップに有効だとは思いますが、こういう実際の活動を通じた街の人々との交流はより深く、住民たちの心に届くのではないかな、と感心させられてしまいました。フィールドのデザインもいい感じです。
This is a brilliant and award-winning campaign from Thailand, beautifully executed by a property developer.
<普通じゃないサッカー場:The unusual football field>
<ビデオ和訳>
“異常な空間が、崇高な志を実現 – ハイプビースト”
“今週のベスト広告(=アド)キャンペーン – ベストアド”
キャスター1:「普通じゃないサッカー場です」
キャスター2:「クロントイ地域にできたこのサッカー場は…」
健康省補佐官「他人と自由に触れ合う空間がないと、人々は思いやりの気持ちを失い、自分勝手な行為に走りがちになります」
AP不動産開発 副社長「狭い場所に住んでいる人々にも、自分の能力を発揮したいという思いがあります。我々は彼らにも十分な空間を与えたいと考えました。」
スーパー:AP不動産開発プレゼンツ「普通じゃないサッカー場」
男性「(街の)使われていない空間に我々の想像力を活用することができたら、すべての人にプラスになることができるのではないか、と考えました。」
スーパー:このアイデアは、住民たちに温かく受け入れられた。
スーパー:このニュースは、132カ国に拡散。ついには…
“2016年の、25大イノベーションの一つ – タイム紙”
<AP不動産開発>