世界のソーシャルキャンペーン WORLD’S SOCIAL CAMPAIGN

このブログではこれまでの常識に「ひとつまみの非常識」を加えることで世界中で話題となったソーシャルキャンペーン事例を、和訳文付きでご紹介。NPOや起業家等、社会をよりよくしたいすべての人のヒントになれば幸いです。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ブラジル政府が自転車にかける”異常な税率”を訴えたユニークなアイデア

Photo by Andrew Gook on Unsplash 持続可能な社会を作るために、世界各地でその使用が推進されている自転車。その購入にあたり、ロンドンでは20%、ドイツでは19%、アメリカでは約8%の税金がかかるそうです。では、ブラジルではいくらの税金がかかるでしょ…

暮らしに巧みに「刷り込まれた」性差別に気づき、正したアイデア

Photo by Brooke Lark on Unsplash 私は今まで日本の他に韓国、シンガポール、台湾で暮らしたことがあるのですが、その中で気づいたのは、どの社会にも大した優劣はなく、ただ同時にどの社会にも「他の社会から見ると理不尽な制度や風習がある」ということで…

企業のニューノーマルを示す、ユニリーバ10年の試み

Photo by Robert Collins on Unsplash 新型コロナウイルスへの対応で世の中が騒然とする中、洗剤やボディソープなど、世界中のスーパーの棚にたくさんの商品を供給しているグローバル企業ユニリーバによる、10年にわたる試みが終了しました。それが「ユニリ…

街の大気汚染を「可視化」と「カネのチカラ」でロンドン市民に"自分ゴト化"させたキャンペーン

Photo by Benjamin Davies on Unsplash 産業革命当時は工場から出る排気で「霧の街」といわれたロンドン。技術革新や法制度の充実、産業構造の変化により当時に比べれば大気汚染は大幅に改善されていると思われますが、住民の視点に立てば、まだまだ改善の余…