世界のソーシャルキャンペーン WORLD’S SOCIAL CAMPAIGN

このブログではこれまでの常識に「ひとつまみの非常識」を加えることで世界中で話題となったソーシャルキャンペーン事例を、時に和訳文付きでご紹介。NPOや起業家等、社会をよりよくしたい人たちのヒントになれば幸いです。

ティンダーは地球を救う!?アフリカで行われた奇想天外の動物愛護キャンペーン/ The World's Most Eligible Bachelor

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FacebookからTwitterInstagramSNSはいろいろありますが、今回は出会い系アプリとして数年前から世界中で普及しているTinderを使ったユニークな動物愛護キャンペーンをご紹介します。Tinder とはスマホに映し出される好みの性別の顔を見て、興味のある・なしを右左に次々とスワイプさせながらマッチングさせてゆく露骨なアプリでして、他のSNSとは一線を画す存在なのですが、それを逆手にとって課題の解決に結びつけた見事なアイデアです。それでは説明ビデオをご覧ください。

This is the impressive idea matching Tinder with animal protection.

 

<世界で最も目が離せない独身男性/The World's Most Eligible Bachelor>


Ol Pejeta Conservancy | The World's Most Eligible Bachelor

<和訳文>

“野生動物保護の専門家が、種の保持のために放った最後の手段。-タイム誌”

ケニア/オル・ペジャタ保護区

スーダンに会おう。

−彼は43歳。

−家の敷地は9万エーカー。

−軍仕込みのセキュリティガードを所有している。

−彼は地球で最後のキタシロサイだ。

−文字通りのワン・アンド・オンリー。

−これらが示す通り、彼は世界で最も目が離せない独身男性だ。

−でも悲しいことに、彼女はいない。

−彼が愛を見つけるために、ふさわしい場所はどこだろう?

−「ティンダー」

−“世界で最も目が離せない独身男性”として、彼のプロフィールがティンダーに掲載された。

−ユーザーはただ、右にスワイプする(訳注:つまり、興味のある交際相手候補としてキープする)だけ。

−すると、オル・ペジャタ保護区の繁殖プログラムに募金ができるのだ。

−愛が、世界から集まった!

−「素敵な独身を見つけちゃった!(団体のサイトに)アクセスしてみて! byルピタ・ニョンゴ 」

−「寂しくてムラムラしてる?だったら交際相手を探しているキタシロサイに手を差し伸べよう。 Byリチャード・ブランソン」

(その他アーロン・ラムゼイやジミー・ファロンのツイートなど)

−わずか48時間で、彼は人気者になった。

キャスターA:彼は43歳で身長2メートル、体重は2トンを超えます。

キャスターB:そうです。すぐに愛が見つからなくても、彼のことを気に入ってくれる人がどこかにはいるはずです。

キャスターC:スーダンの様子はどう?

キャスターD:スーダンというサイが、ティンダーでまさに恋人を探しています。

ジミー・ファロン:ケニアの保護区の皆さん、絶滅寸前のサイのためにティンダーのアカウントを作ってくれてありがとう。彼もさぞかし「イキリ立ってる」だろうね。(笑い)

−190カ国、40言語でニュースに。

−1週間で、21億のメディア・インプレッションを稼いだ。

−PRバリューは1億6千6百万USドル。

−そして募金額は、320%上昇した。

−望みはある。

<オル・ペジャタ保護区>