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世界のソーシャルキャンペーン WORLD’S SOCIAL CAMPAIGN

このブログではこれまでの常識に「ひとつまみの非常識」を加えることで世界中で話題となったソーシャルキャンペーン事例を、時に和訳文付きでご紹介。NPOや起業家等、社会をよりよくしたい人たちのヒントになれば幸いです。

ゆるいキャラクターが身代わりに!?鉄道事故を防いだメガヒットキャンペーン

f:id:socialcamp:20150222141456p:plain皆様ごきげんいかがでしょうか?今回は月並みすぎて誰にも振り向いてもらえないメッセージを、尋常でない方法でみんなの記憶にこびりつけてしまったオーストラリアの鉄道会社メトロによる名キャンペーンをご紹介します。

彼らが「駅のホームや踏切での危険な行為はやめましょう」というベタなメッセージを人々(とくに若者たち)に伝えるためにとった作戦は、事故の恐ろしさを突きつける恐怖訴求ではなく、とっても楽しいエンターテインメントによるメッセージ拡散。

つまらなすぎて誰も聴きたくない、しかし鉄道会社としては伝えたいメッセージをゆるーいキャラによるアニメと、くだらなすぎて可愛いキャンペーンソングに練り込むことで話題を呼び、YouTubeの記録的な再生回数を記録しました。

2013年の海外広告賞を総ナメにしたこのメガヒットキャンペーンですが、うまく和訳された吹き替えバージョンを見つけましたので、まずは以下をご覧ください。

<おかしな死に方 日本語版>


Dumb Ways to Die(Japanese Version) おかしな死にかた 歌って貰った - YouTube

そして、オリジナルの英語バージョンがこちらです。ボーカルの声がかわいい!

 メトロはこの映像と連動して、駅貼りのポスターやアプリゲームなどでもこのキャラたちを活用することで見事、事故の20%減少という成果を実現したそうです。

ゆるいキャラクターとオリジナルソングという組み合わせは日本にも(日本でこそ?)、たくさんありますし、横並びの中で今も何とも言いがたいキャラクターたちが次々と生み出されていますが「他がやっているからやる」のではなく、「どうしたら相手に聴いてもらえるか」から真摯に逆算して考えることの大切さをこのキャンペーンは教えてくれます。

おかしな死に方も避けたいですが、受け手の想いを考えず、おかしなアイデアで大切な予算を無駄死にさせてしまうことも、できれば避けたいものですね。

それでは今週もがんばっていきましょう!