世界のソーシャルキャンペーン WORLD’S SOCIAL CAMPAIGN

このブログではこれまでの常識に「ひとつまみの非常識」を加えることで世界中で話題となったソーシャルキャンペーン事例を、和訳文付きでご紹介。NPOや起業家等、社会をよりよくしたいすべての人のヒントになれば幸いです。

実は起業家!ファレル・ウィリアムスが今度は海をハッピーに

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「Happy」やダフト・パンクとのコラボ曲「Get Lucky」などで今やアメリカ音楽界ナンバーワンのヒットメーカー、ファレル・ウィリアムス。実は起業家(!)でもある彼が経営に参加しているバイオ繊維のベンチャー企業「バイオニック・ヤーン社」がアパレルブランドのG-STAR Rowとコラボレーション。海のプラスチックゴミから作った繊維で仕上げたデニムコレクション「RAW for the Ocean」を発売しました。まずはカッコかわいいプロモーションビデオをご覧ください。


PHARRELL WILLIAMS Presents G STAR RAW For ...

<ビデオ和訳>

「人類のみんな。僕たちは海で楽しみ、海につかり、海のものを食べている。ほとんどの僕たちは海から恩恵を受けることしか考えていない。だけどプラスチックのゴミであふれてしまった海は今、僕らのことを求めている。G-STARとバイオニック・ヤーン社はみんなと偉大なる海への恩返しをしたいと思う。ハッピーな人生、ハッピーな人類、ハッピーな海。」

 

芸能人がレストランを開く、とかは今までもよくありましたが、著名人がそのネームバリューを活かして企業を立ち上げ、社会問題を解決していこうというスタンスはかっこいいし、(本人が自覚しているかどうかはともかく)新たなファンを作るきっかけにもなると思います。

日本でも今後こういう著名人は増えていくと思うので、彼・彼女たちとコラボをする、ということもソーシャルキャンペーンの選択肢として頭に入れておくといいかもしれませんね。

HappyとLuckyで世界級のヒットを飛ばし、さらに海までハッピーにしようというファレルの生き様には、本当に感服させられます。彼の次のプロジェクトにも、期待しましょう。