世界のソーシャルキャンペーン WORLD’S SOCIAL CAMPAIGN

このブログではこれまでの常識に「ひとつまみの非常識」を加えることで世界中で話題となったソーシャルキャンペーン事例を、和訳文付きでご紹介。NPOや起業家等、社会をよりよくしたいすべての人のヒントになれば幸いです。

安全運転

クルマの安全性は男性優位だった!ボルボが社会の盲点をついた衝撃的なキャンペーン【カンヌ2019受賞作より】

UnsplashのChris Martinが撮影した写真 ️ クルマの安全は、男性の体を基準にデザインされていた 長年このブログをやっていると、時折「あれ、なんでこんなすごいアイデアを紹介してこなかったんだろう」と思うことがあります。もちろんその時の仕事の状況や…

都市の洪水時に現れる”落とし穴”への転落を防いだ物理の力【カンヌ2023受賞作より】

UnsplashのJonathan Fordが撮影した写真 ️ 日本でも使えそう。アナログなソリューションに注目 ゲリラ豪雨、という言葉が2000年代に入ってから普及した言葉であることをご存知でしょうか?この言葉が流行語大賞のトップ10に入ったのが2008年。つまり、その前…

【名作探訪 その5】飲酒運転を予防するため、伝説のF1レーサーが登場

UnsplashのGerrie van der Waltが撮影した写真 飲み会が復活しつつある今だからこそ GW開けから新型コロナウイルスが5類感染症へと移行し、自分の会社にも徐々に賑やかさが戻ってきている気がしております。夜の街も人が増え、会合の機会も増えてきました。…

【名作探訪 その2】交通事故の衝撃を人体で”視覚化”したキャンペーン

UnsplashのMae Dulayが撮影した写真 本ブログお休み中(2016~19)の名作をもうひとつ 前回の記事では、後のBlack Lives Matterムーヴメントの爆発につながる、2018年に行われたナイキのキャンペーンをご紹介しました。今回は、2016年にオーストラリアの交通…

【ポッドキャスト・アーカイブvol.7】スピード違反を劇的に減らした、衝撃的な道路標識(2014年10月16日のブログより)

本ブログの、2014年の10月16日掲載分の記事を要約してポッドキャストにしました。週に一度、たった2分のアイデア復習。 anchor.fm 上記ご聴取いただき、ご興味沸きましたらぜひ元記事もお読みください。(元記事にはもう一つ、アイデアがおまけで紹介されて…

ラッシュアワーの喧しいクラクションに一撃!を加えたムンバイ警察のナイスアイデア

Photo by Francesco Benvenuto on Unsplash 海外でタクシーなどに乗っていると、渋滞中に運転手たちが躊躇なく鳴らすクラクションに若干引いてしまうことがあります。国民性の違い、といえばそれまでですが、じつはご当地の人々も迷惑だな、と感じているみた…

SXSW2015報告その2:クルマの未来にガチで取り組むアメリカ社会

皆さんこんにちは。前回に引き続き、今回もテキサス州オースティンで開かれた「世界最大級の技術と映像・音楽のコンベンション」SXSW2015で学んだことをご紹介します。今年のSXSWで行われた無数のセミナーの中でも大きな関心ごとのひとつとなっていたのが「…

ゆるいキャラクターが身代わりに!?鉄道事故を防いだメガヒットキャンペーン

皆様ごきげんいかがでしょうか?今回は月並みすぎて誰にも振り向いてもらえないメッセージを、尋常でない方法でみんなの記憶にこびりつけてしまったオーストラリアの鉄道会社メトロによる名キャンペーンをご紹介します。 彼らが「駅のホームや踏切での危険な…

胸に迫る。クリスマスシーズンの事故を減らしたインスタレーション

さて、今回は先月のクリスマス前後にアップしようと思いつつ、内容があまりに切なくて取りやめていたオーストラリア発のソーシャルキャンペーンをお届けいたします。多くの人々が家族との幸せなひと時を迎えるクリスマスシーズンに合わせて、グッとくるイン…

時を超えてリニューアル?運転中のケータイ使用を戒めるドッキリ施策

気づけばもう12月。師走だけに、運転中もケータイに出たくなるほど忙しいのは分かりますが、やっぱりそれは「ダメよ〜ダメダメ(←ちょっと今年を振り返ってみましたw)」な行為。自分を含むすべてのドライバーたちへの戒めの意味を込めて、今回は香港の映画…

衝撃&笑撃!交通標識を使った世界のソーシャルキャンペーン

今回はクルマが走る国であれば世界共通に存在する「交通標識」を使ったソーシャルキャンペーンをお届けします。交通標識は普段(場合によっては見落として、切符を切られてしまうほど!)当たり前のように存在するものだけに、そこに素敵なアイデアの一滴を…

もし、自分が当事者だったら…想像力をかき立てる交通安全広告

成功するソーシャルキャンペーンに共通する要素のひとつとして「もし自分が同じ立場だったら…」と、普段考えもしないことを人々に思い描かせ、共感させるということがあります。今回は交通安全をテーマに、見る人が「もし自分が当事者だったら…」と考え、自…

帰省中も飲んだら乗るな!世界のユニークな飲酒運転防止キャンペーン

そろそろ帰省ラッシュ。故郷で昔の仲間と一杯、とご予定の方も多いと思いますが、飲まないつもりでクルマで行ったのに、盛り上がってつい…なんてことがないよう、今回は飲酒運転を戒めるソーシャルキャンペーンをお届けします。ホリデーシーズンということで…