世界のソーシャルキャンペーン WORLD’S SOCIAL CAMPAIGN

このブログではこれまでの常識に「ひとつまみの非常識」を加えることで世界中で話題となったソーシャルキャンペーン事例を、時に和訳文付きでご紹介。NPOや起業家等、社会をよりよくしたい人たちのヒントになれば幸いです。

イシューの認知向上

【夏の特別補講】シリアについて、一人の若者の目線から考える

さて、日頃は世界の素晴らしいソーシャルキャンペーンについてご紹介するこのブログですが、今回は夏の特別補講と称して、斬新なアイデアを生み出すために欠かせない、世界に対する「新しい視点」をくれたシリア内戦に関する映画と、その上映にちなんで8月1…

カンヌ国際クリエーティブ祭 ライオンズヘルス審査レポート vol.3

みなさんこんにちは。私が審査員を務めたカンヌ国際クリエーティブ祭ライオンズヘルス、ヘルス&ウェルネス部門の中でも特に評価が高かった作品をご紹介する特集の第3弾。今回は昨年のカンヌでも他部門で高い評価を得ていたオーストラリア発・乳がんの早期…

カンヌ国際クリエーティブ祭 ライオンズヘルス審査レポート vol.1

皆さまこんにちは。ただ今カンヌのとてつもなく弱いWifi環境からこのレポートをお送りしています。さて私、カンヌ国際クリエーティブ祭の前哨戦ともいえるライオンズヘルスに審査員として参加してまいりましたので、今回からはそこで見つけた素晴らしいソー…

もはや脱帽。アルゼンチン人の塩分とりすぎを警告した、見事すぎるキャンペーン

みなさまこんにちは。今、国際クリエーティブ祭に参加するためカンヌへと向かうフライト待ちのラウンジでこのブログを書いています。向こうに行ったら刺激が多すぎてきっと更新も滞ると思い、あわてて更新していきます。しかしこれ、今回もシンプルながらす…

アメリカ兵の死因の第1位は・・・切なさが胸に迫るソーシャルキャンペーン

さて、6月。じんわりと蒸し暑さが増してくるころですが皆さまいかがお過ごしでしょうか?今回は私が子供の頃、さまざまな戦争アクション映画で楽しませてくれたアメリカが抱えている「現実の闇」を鋭くえぐったムービーを見つけましたのでご紹介します。や…

きれいごとでごまかさない。自分自身が試される、HIV感染者への差別防止ポスター

みなさんこんにちは。さて、今回はタイトルの通り、差別に関するポスターを使ったソーシャルキャンペーンをご紹介します。日本だとこの手のポスターは、きれいごとやありがちなスローガンだけでお茶を濁すようなモノも多いのですが、ブラジル発のこのアイデ…

涙・・出所後の若者たちを更生させた、ペディグリーのさわやかな取り組み

皆さまいかがおすごしでしょうか?季節外れの台風が去り、梅雨入り前の青空がまた戻ってきている今日この頃ですが、今回はこの青空のように前向きな気持ちで爽やかに泣ける、素晴らしいアイデアをご紹介します。世界的ペットフードブランド・ペディグリーに…

性別による賃金格差の解消に立ち上がった!スウェーデンの漢気あふれるキャンペーン

皆さまゴールデンウィーク、いよいよ最終日ですね!さて、明日からお仕事という方も多いと思いますが、皆様の職場でも女性が様々な形で活躍していると思います。今回はそんな女性たちの活躍を応援する意味も込めて、スウェーデン最大の労働組合「コミュナル…

GW後半記念特集!青空の下で子供を守るソーシャルキャンペーン

さて皆さん、いよいよGWも後半。連休をどう過ごそうかとワクワクしている方も多いかと思いますが、今回は力を抜いて、思わず新緑の中に駆け出したくなるような、スウェーデン発の明るく楽しいナイスアイデアをお届けします。休暇中の旅先で、自宅のリビング…

SXSW報告その4:サウジの女性を勇気付ける起業家 リーマ王女

さて、パン屋さん、自動車、生体工学と続き今回4回目を迎えた「世界最大級の技術と映像・音楽のコンベンション」SXSW2015の事例紹介ですが、今回はサウジアラビアで女性の権利拡大に尽力しているリーマ王女のキーノート(基調講演)をご紹介します。アメリ…

SXSW2015報告その1:世界を変えるパン屋さん

ブログの更新、少し滞りましたがアメリカはテキサスの州都オースティンで開かれておりますサウス・バイ・サウスウエスト(以下SXSW)に参加してまいりました。 http://sxsw.com インタラクティブと音楽、フィルムの業界における最新技術や重要人物が次々と紹…

オフィスをミュージアムに?震災の記憶の風化を防ぐべく、東北の新聞社が取り組んだアート展

皆さまこんにちは。昨日は東日本大震災発生から4年目の3月11日でしたが、各局の報道番組もさまざまな角度から震災を振り返っていましたね。とはいえ東北から大きく離れた場所の人たちにとっては、震災の記憶の風化が進んでいるのもまた事実。 ということで今…

ゆるいキャラクターが身代わりに!?鉄道事故を防いだメガヒットキャンペーン

皆様ごきげんいかがでしょうか?今回は月並みすぎて誰にも振り向いてもらえないメッセージを、尋常でない方法でみんなの記憶にこびりつけてしまったオーストラリアの鉄道会社メトロによる名キャンペーンをご紹介します。 彼らが「駅のホームや踏切での危険な…

アド・ミュージアム東京「D&AD賞2014」展で見つけたアイデア【後編】

皆さんこんにちは。今回は、前回に引き続き東京汐留の電通本社ビル地下にある「東京アド・ミュージアム」で3月1日までに開かれている「D&AD賞2014」で展示されているすばらしいアイデアをご紹介します。 繰り返しになりますが「D&AD賞」とは、世界のクリエー…

お見事!森林をプリントアウトから守るドイツのソーシャルキャペーン

皆様ご機嫌いかがでしょうか?様々なすばらしいアイデアが連日、世界中でシェアされている昨今ですが、今回は私が過去に見て今でも「うまい!」と思う名作をお届けします。紙のプリントアウトによる森林資源の減少を食い止めるべく、ドイツのWWFが行ったすば…

胸に迫る。クリスマスシーズンの事故を減らしたインスタレーション

さて、今回は先月のクリスマス前後にアップしようと思いつつ、内容があまりに切なくて取りやめていたオーストラリア発のソーシャルキャンペーンをお届けいたします。多くの人々が家族との幸せなひと時を迎えるクリスマスシーズンに合わせて、グッとくるイン…

果敢!ネットの言論統制に挑んだトルコのソーシャルキャンペーン

東西南北、ズルズルとキナ臭い世界ですが、今回は政府からの一方的なインターネットメディアへの言論統制に対し、見事なデモンストレーションでその危険性を国中に提示し、その企みを食い止めたトルコ発のソーシャルキャンペーンをご紹介します。「政府は4…

新年から過激!政治家に道路の舗装を直訴したソーシャルキャンペーン

明けましておめでとうございます!年末はいろいろ立て込み、すっかり更新がご無沙汰になりましたが今年からは心機一転、また更新を進めていこうと思います。さて、記念すべき2015年一発目に取り上げるソーシャルキャンペーンは、ロシア発の過激ながら効果抜…

1万PV突破記念!ソーシャルキャンペーンの原点をここに

2014年の7月12日にふと始めたこのブログですが、年末の途絶えがちな更新の中、昨日無事1万PVを超えることができました!もともとは自分の勉強のために始めたこのブログですが、それでも誰かのディスプレイやスマホの画面に一瞬でも映り、世の中に1ミクロン…

これは賢い!ツイッターでがんの恐怖を再現したソーシャルキャンペーン

今回はツイッターを使ったコロンビア発の効果的なソーシャルキャンペーンをご紹介します。がんの進行を、ツイッターを使って疑似体験させた試みです。通常スマホ施策を考える場合「どんなアプリを作ろうか…」などと、つい手段ありきで考えてしまいがちですが…

ついに最終回!ダンボールを使ったソーシャルキャンペーン:イギリス篇

さぁ、ついにこの日がやってきてしまいました。世界の「段ボールを使ったソーシャルキャンペーン」シリーズ、ラストを飾るのはイギリスの超グレートなアイデアです。最終回だけに、もはやダンボールを使い倒すだけでなく、ダンボールの会社を作ってしまいま…

記憶の風化を防げ・19年前の爆破テロを再現したアルゼンチンのキャンペーン

皆さんは、アルゼンチンで1994年に起きたテロ事件の事をご存知でしょうか?ユダヤ人のコミュニティセンターであるAMIAをイラン系(とみられる)テロリストたちが爆破。7階建ての同建物は完全に倒壊し、85名の死者を出したという大惨事です。人災でこのような…

時を超えてリニューアル?運転中のケータイ使用を戒めるドッキリ施策

気づけばもう12月。師走だけに、運転中もケータイに出たくなるほど忙しいのは分かりますが、やっぱりそれは「ダメよ〜ダメダメ(←ちょっと今年を振り返ってみましたw)」な行為。自分を含むすべてのドライバーたちへの戒めの意味を込めて、今回は香港の映画…

コラボをすればここまでできる!ファンぐるみで献血を盛り上げたキャンペーン

これまで本ブログでは様々なドネーションキャンペーンを紹介してまいりましたが、今回はフットボールクラブととことんコラボすることで実現した、ブラジルの血液バンク・ヘモバによる献血促進アイデアをご紹介します。ユニフォームが赤と黒の縞模様であるこ…

スポーツ中継で森林破壊を実感!ブラジル発の環境保護キャンペーン

ひと昔前、「1秒の世界」という本が流行ったことをご記憶の方はいますでしょうか?1秒の間に、どれぐらいのものが消費され、どれぐらいのものが失われているかを分かりやすくまとめた本で、読んだ当時はもう3年も人類は持たない…と思ったものですが、今も私…

子どもを貧困から救う!本のチカラを体現したドバイ紀伊国屋のキャンペーン

読書の秋。皆さん、読書してますか?今回はドバイの紀伊国屋で行われた、子どもを貧困から遠ざけるための「本を活用した」ドネーションキャンペーンをご紹介します。実はこの企画、てっきり日本で行われたものだとばかり思っていたんですが、今回訳してみて…

心配しないで!ダウン症の子どもたちが未来のママに語りかけるほっこり動画

背丈や体重、そして知能。人それぞれに高低はあって当然ですが、はたして人はどこまでが個性で、どこからが「病気」とされてしまうのでしょうか?今回はそんなことを深く考えさせる、ダウン症の子どもたちへの偏見が解ける、イタリア発の素晴らしいムービー…

ペンは剣よりも強し。署名へのハードルをアイデアで飛び越えたキャンペーン

「署名活動」というと、たとえそれが社会的意義のあるものであっても(中には怪しげなものもあったりして)、個人情報をさらす事への抵抗感からなかなか参加しにくいものです。そこで今回は、表現上のアイデアでそのハードルを一気に飛び越えてしまったアメ…

必見。1カットのみで臓器移植への共感を呼び起こすマレーシアのテレビCM

どうしてもその過程に「死」という要素が避けられず、それゆえ日常的に、表立っての議論がされにくい臓器移植。今回はそのネガティブな「死」という言葉を1カットの映像の力で「再生」へのポジティブな物語に転換してしまったマレーシアのテレビCMをご紹介し…

言われてみればその通り。食べ物の不自然を突いたソーシャルキャンペーン

収穫の秋。多くの野菜は畑でのびのびと育ったはずなのに、スーパーに並ぶ野菜が工業製品のように、みんな同じ形をしているのはなぜでしょう?今回は、そんな疑問から現代の食にまつわるシステムの無駄を明らかにしたスーパーマーケットのソーシャルキャンペ…