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世界のソーシャルキャンペーン WORLD’S SOCIAL CAMPAIGN

このブログではこれまでの常識に「ひとつまみの非常識」を加えることで世界中で話題となったソーシャルキャンペーン事例を、時に和訳文付きでご紹介。NPOや起業家等、社会をよりよくしたい人たちのヒントになれば幸いです。

イシューの根本的解決

あの死から23年。アイルトンセナ財団が見せる、アスリートによるソーシャルグッドの可能性:Ayrton Senna Foundation - New Way of Social Good by a Legendary Athlete

1994年5月1日。イモラのタンブレロコーナーで34歳の人生を終えたアイルトン・セナ。年代的にも自分の生き方に大きな影響を与えてくれた人物ですが、死後23年を経て、彼のブランドやレガシーは遺族によるNGO団体、アイルトンセナ財団によって今もブラジルの子…

浜辺でビール!の裏にある課題に挑んだ、アメリカの小さなビール会社のグッドアイデア:Edible Six Pack Rings

梅雨の先に待つ、浜辺の季節。浜辺でのプシュッ!にワクワクしている方も多いと思いますが、今回は缶ビールの6パックが引き起こしている環境問題の解決に乗り出した、小さなビール会社のアイデアをご紹介します。このアイデアはブランドとの親和性が高いだ…

毒をもって毒を制す。炎上を操り、見事図書館を守り抜いたソーシャルキャンペーン:Book Burning Party- Troy Library

誰もが(比較的)対等に意見をぶつけ合うことができる現代のデジタル社会。でもそれは同時に、ドナルド・トランプさんの事例を見れば分かる通り、知的な議論が極端だったり、粗暴だったりする論者たちによって妨げられ、論旨をすり替えられやすい社会でもあ…

薬物戦争に終止符を打つのは、受け入れること?世界の権威による衝撃的提言をムービー化したキャンペーン:Global Commission on Drug Policy - The War on Drugo

国境や時空を越え、今も人々の暮らしを揺るがし続ける薬物問題ですが、今回は昨年のカンヌ国際クリエーティブ祭で初めて見た時、あまりに革新的な提言内容のため理解しきれなかった衝撃的なオンラインムービーを訳してみましたのでご紹介します。 これはドラ…

「寛容」の素晴らしさを伝えるオーストラリアの大学の胸熱ムービー: A Compelling 90-Second Story from the University in Australia.

実際に在学した、卒業生の入学にいたるまでの壮絶な人生を描いた実話をシンプルかつ、心が震える演出で描いた90秒の映像作品。世界中で知性が陵辱されていく中、知性の持つ前向きな力を、大学がこのような形で表明するのはとても心強く思います。厳密にいう…

ジカ熱にも有効?タイのスラム発の蚊を寄せ付けないキャンペーン : Blow up Mosquitos! – A Clever Idea to Avoid Dengue and Zika Fever

昨年、国内でも感染が確認されたデング熱に続き、今年はジカ熱の拡大が懸念される状況ですが、両方の感染源として注目される「蚊」の撃退方法として、タイのスラム街で実施されたアイデアをご紹介します。 このアイデアでは、スラム中を自由に飛び回る蚊を追…

広がるおもちゃの多様性〜レゴとバービー、そして「ヒジャビー」:Toys and Diversity - Lego, Barbie and "Hijarbie"

さる1月27日、子供たちに大人気のレゴブロックが「車椅子に乗った少年」の人形が入ったブロックのセットを夏に発売することを発表しました。以下の公式ファンサイトによると、このようにハンディキャップを持つ人がレゴの人形として販売されるのは初めてだそ…

これなら行くかも。献血促進のため「行列」に目をつけたブラジル発のソーシャルキャンペーン:Solidarity Queue

いやぁ、寒いですね。寒い冬は、献血する人が減る傾向にあるそうです。ということで今回はブラジルで行われた、とても効果的な献血促進キャンペーンをご紹介します。針に刺されて、時間もかかる‥ということでどうしても「気乗りのしない作業」として位置づけ…

必見!課題の核心をついたオンラインムービー:オレオレ詐欺を防ぐのは、オレだ。It’s me who prevent “It’s me” fraud.

今回は、とても感心した日本発のソーシャルキャンペーンをご紹介します。例えばマイナンバーなど、時節に合わせて繰り出される様々な手口で被害が一向に減らない「オレオレ詐欺」。それを防ぐには…?ということで、どうしてもお年寄りの無知をせめてしまいが…

謎のサンタが警察とコラボ。これぞアメリカ!な心温まるソーシャルキャンペーン

社会のルール違反を取り締まるという役回りゆえ、どうしても嫌われ役に回りがちな警官たち。特に運転中、ケアレスミスで警官に車窓を叩かれた瞬間のあの「あぁ、やっちまった〜」という感情は苦いものです。 今回は、そんな感情に覚えのある人なら驚きもより…

まさに三方良し!広告業界の求人と、社会貢献を両立させたベルギー発のソーシャルキャンペーン

三方良し(さんぼうよし)、という言葉をご存知でしょうか?商売で「売り手良し」と「買い手よし」、「世間良し」の3つを心がけて成功した近江商人の心得なのですが、今回はそれを地で行くベルギー発のソーシャルキャンペーンを見つけましたのでご紹介しま…

パパママ感涙。自閉症のわが子との絆を深めるアプリケーション

こんにちは。連休が多すぎて曜日感覚が麻痺する今日このごろですが皆さまいかがお過ごしでしょうか?さて今回は、出ましたSAMSUNG。以前にも彼らによる、アルツハイマーの進行を抑えるためのアプリをご紹介しました(下にリンク貼っておきます)が、今回は自…

毒をもって毒を制す!一休ばりの頓知でネオナチを驚愕させたドイツのソーシャルキャンペーン

皆さんご無沙汰しております。仕事の方で山場がありまして、更新が遅れてしまいました…コホン。シルバーウィークのど真ん中、今回は今シーズンの世界の広告賞を大いに賑わせたソーシャルキャンペーンをご紹介しようと思います。お題は「ネオナチ」。少数派な…

亡命者の未来に希望を。‪韓国発の心温まるケータイアプリ

皆さん今日は。東京はすっかり秋めいてまいりましたがいかがお過ごしでしょうか?今回は、先月にわかに緊迫した朝鮮半島の隣国・韓国発の心温まるアプリのアイデアをご紹介いたします。朝鮮戦争の後、分断されたままの南北。そこには意外なコミュニケーショ…

最終回!カンヌ国際クリエーティブ祭 ライオンズヘルス審査レポート:女性のスポーツ参画をサポートした国連イチ押しのキャンペーン

【写真キャプション】ライオンズヘルスの「グランプリ・フォー・グッド」発表とともに開かれた記者会見で話す、国連財団のアーロンさん。総人口73億人のためのアイデアを、と何度も熱く語っていました。 さて、夏も終わりに近づきましたし、6月から続いてき…

ブランドも消費者もWIN-WIN!カンヌ国際クリエーティブ祭 ライオンズヘルス審査レポート vol.8

【写真キャプション】カンヌの授賞式で見事、ライオンのトロフィーを受け取ったチームの一コマ(今回紹介の作品スタッフとは異なります)。ゴールドライオン(金賞)以上でないと登壇できない他部門とは違い、LIONS HEALTHはシルバーライオン(銀賞)でも登…

ペットの健康も考える!カンヌ国際クリエーティブ祭 ライオンズヘルス審査レポート vol.6

【写真キャプション】 審査翌朝、プレスカンファレンスでグランプリを発表します。ここできちんと論理的に説明できる結果をまとめることが、審査委員長の責務のひとつ。写真は我らが審査委員長アンドリューによる、素晴らしいスピーチの一コマ。 みなさんこ…

カンヌ国際クリエーティブ祭 ライオンズヘルス審査レポート vol.5

【写真キャプション】 最終日前、ショートリストを決める審査室の様子。審査員は朝から晩まで一日中、このような暗い試写室で過ごします・・。 皆さまこんにちは!気づけば審査終了から一ヶ月がたってしまいましたが(早い…)、今回もカンヌ国際クリエーティ…

ブログ1周年突破記念!カンヌ国際クリエーティブ祭 ライオンズヘルス審査レポート vol.4

みなさまこんにちは。さて実は、このブログが始まったのが昨年の7月12日。今日はこのブログにとって、2年目の始まりの日です。お読みいただいた皆さまのおかげもあってか、ブログが続けられた…だけでなく、サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)に行ったり、…

カンヌ国際クリエーティブ祭 ライオンズヘルス審査レポート vol.1

皆さまこんにちは。ただ今カンヌのとてつもなく弱いWifi環境からこのレポートをお送りしています。さて私、カンヌ国際クリエーティブ祭の前哨戦ともいえるライオンズヘルスに審査員として参加してまいりましたので、今回からはそこで見つけた素晴らしいソー…

もはや脱帽。アルゼンチン人の塩分とりすぎを警告した、見事すぎるキャンペーン

みなさまこんにちは。今、国際クリエーティブ祭に参加するためカンヌへと向かうフライト待ちのラウンジでこのブログを書いています。向こうに行ったら刺激が多すぎてきっと更新も滞ると思い、あわてて更新していきます。しかしこれ、今回もシンプルながらす…

これは傑作!子供たちに夢中で手を洗わせた南アフリカの感染症予防キャンペーン

みなさまこんにちは。世界中の広告業界にいる人たちにとって6月は胸踊る季節、世界最大の広告賞、カンヌ国際クリエーティブ祭がまた、近づいてまいりました。私もヘルスケア部門の審査員として旅の準備を始めているのですが、今から世界中のどんなビッグア…

涙・・出所後の若者たちを更生させた、ペディグリーのさわやかな取り組み

皆さまいかがおすごしでしょうか?季節外れの台風が去り、梅雨入り前の青空がまた戻ってきている今日この頃ですが、今回はこの青空のように前向きな気持ちで爽やかに泣ける、素晴らしいアイデアをご紹介します。世界的ペットフードブランド・ペディグリーに…

GW後半記念特集!青空の下で子供を守るソーシャルキャンペーン

さて皆さん、いよいよGWも後半。連休をどう過ごそうかとワクワクしている方も多いかと思いますが、今回は力を抜いて、思わず新緑の中に駆け出したくなるような、スウェーデン発の明るく楽しいナイスアイデアをお届けします。休暇中の旅先で、自宅のリビング…

SXSW報告最終回:「永遠の命」の叶え方

さて、これまで4回にわたって繰り広げてまいりましたSXSW2015の事例紹介ですが、その最終回として今回は、斬新な方法で永遠の命を可能にしようとしているバイオテクノロジー会社United TherapeuticsのCEO、マーティン・ロスブラット氏のキーノート(基調講演…

SXSW報告その4:サウジの女性を勇気付ける起業家 リーマ王女

さて、パン屋さん、自動車、生体工学と続き今回4回目を迎えた「世界最大級の技術と映像・音楽のコンベンション」SXSW2015の事例紹介ですが、今回はサウジアラビアで女性の権利拡大に尽力しているリーマ王女のキーノート(基調講演)をご紹介します。アメリ…

SXSW報告その3:今世紀中にカラダの障害はなくなるか?

皆さんこんにちは。今回も前回に引き続き、テキサス州オースティンでさる3月に開催された「世界最大級の技術と映像・音楽のコンベンション」SXSW2015で学んだ事例をご紹介しようと思います。今回ご紹介するのは、技術を進化させることでこの世からカラダの…

SXSW2015報告その2:クルマの未来にガチで取り組むアメリカ社会

皆さんこんにちは。前回に引き続き、今回もテキサス州オースティンで開かれた「世界最大級の技術と映像・音楽のコンベンション」SXSW2015で学んだことをご紹介します。今年のSXSWで行われた無数のセミナーの中でも大きな関心ごとのひとつとなっていたのが「…

SXSW2015報告その1:世界を変えるパン屋さん

ブログの更新、少し滞りましたがアメリカはテキサスの州都オースティンで開かれておりますサウス・バイ・サウスウエスト(以下SXSW)に参加してまいりました。 http://sxsw.com インタラクティブと音楽、フィルムの業界における最新技術や重要人物が次々と紹…

スマホじゃなくてもOK!ガラケーで教育を改善したフィリピン発のソーシャルキャンペーン

スマホをお持ちの皆様、なんとなーく、ガラケーを下に見たりしてませんか?ところがどっこい、「ガラケースマホ」なんていうものが注目されるぐらい、ガラケーにはまだまだ可能性があるんです。電池も長持ち、安くて、軽くて、操作も簡単etc...。そこで今回…

アド・ミュージアム東京「D&AD賞2014」展で見つけたアイデア【後編】

皆さんこんにちは。今回は、前回に引き続き東京汐留の電通本社ビル地下にある「東京アド・ミュージアム」で3月1日までに開かれている「D&AD賞2014」で展示されているすばらしいアイデアをご紹介します。 繰り返しになりますが「D&AD賞」とは、世界のクリエー…

アド・ミュージアム東京「D&AD賞2014」展で見つけたアイデア【前編】

唐突ですが皆さん、東京は汐留の電通本社ビル地下にある「東京アド・ミュージアム」はご存知でしょうか?江戸時代から現在までの日本の代表的な広告を展示しているミュージアムなのですが、今回はそこで3月1日までに開かれている「D&AD賞2014」で展示されて…

お見事!森林をプリントアウトから守るドイツのソーシャルキャペーン

皆様ご機嫌いかがでしょうか?様々なすばらしいアイデアが連日、世界中でシェアされている昨今ですが、今回は私が過去に見て今でも「うまい!」と思う名作をお届けします。紙のプリントアウトによる森林資源の減少を食い止めるべく、ドイツのWWFが行ったすば…

A-HA!募金箱へのひと工夫で、募金額を爆上げさせたソーシャルキャンペーン

皆さまお元気ですか〜?さて今回は、募金箱に「ほんのちょっとの非常識」を仕掛けることでドネーションの金額を桁違いにしたメキシコ発のナイスアイデアをご紹介します。アイデア自体は小さなものですが、時の大統領まで引っ張り出せたのは、やっぱりアイデ…

新年から過激!政治家に道路の舗装を直訴したソーシャルキャンペーン

明けましておめでとうございます!年末はいろいろ立て込み、すっかり更新がご無沙汰になりましたが今年からは心機一転、また更新を進めていこうと思います。さて、記念すべき2015年一発目に取り上げるソーシャルキャンペーンは、ロシア発の過激ながら効果抜…

必見!地球上のあらゆる課題解決へのアプローチを変える革命的取り組み

今回取り上げるものも前回に引き続き、TEDで最近公開されたプレゼンテーションですが、アイデアのスケールはもはやソーシャルキャンペーンの枠をはるかに超えています。ただ、これからの課題解決を考えたときに、すべてのNPOや組織が今のうちから把握してお…

言われてみればその通り。食べ物の不自然を突いたソーシャルキャンペーン

収穫の秋。多くの野菜は畑でのびのびと育ったはずなのに、スーパーに並ぶ野菜が工業製品のように、みんな同じ形をしているのはなぜでしょう?今回は、そんな疑問から現代の食にまつわるシステムの無駄を明らかにしたスーパーマーケットのソーシャルキャンペ…

衝撃&笑撃!交通標識を使った世界のソーシャルキャンペーン

今回はクルマが走る国であれば世界共通に存在する「交通標識」を使ったソーシャルキャンペーンをお届けします。交通標識は普段(場合によっては見落として、切符を切られてしまうほど!)当たり前のように存在するものだけに、そこに素敵なアイデアの一滴を…

ワンダフル!ニューヨーク発・大都市の暮らしを良くする取り組み2選

東京も2020年に向け、さまざまな計画が動き出していますが今回は、ニューヨーク発の素敵なソーシャルキャンペーンを2つご紹介します。街の伝統や文化といった財産を活かしつつ、どのように新たな価値をそこにプラスオンしていくのか。これからの街作り・コ…

敬老の日記念・お年寄りを笑顔にした心温まるソーシャルキャンペーン

今日は敬老の日。それを記念して今回は、遠く離れた土地のお年寄りたちに笑顔を取り戻すきっかけを作った、ブラジルの英会話学校発のソーシャルキャンペーンをお届けします。英会話学校のサービスとしても成立しつつ、さらにおじいちゃんやおばあさんたちの…

実は起業家!ファレル・ウィリアムスが今度は海をハッピーに

「Happy」やダフト・パンクとのコラボ曲「Get Lucky」などで今やアメリカ音楽界ナンバーワンのヒットメーカー、ファレル・ウィリアムス。実は起業家(!)でもある彼が経営に参加しているバイオ繊維のベンチャー企業「バイオニック・ヤーン社」がアパレルブ…

コスパ抜群!段ボールを使ったソーシャルキャンペーン ~ 途上国編

「今までいろんなソーシャルキャンペーンを見てきたけど、自分たちでやるにはどれもお金がかかりそうで…」そんな皆さまのために今回は、比較的低コストで実施できそうな「段ボール」を使ったキャンペーンをご紹介します。その第1弾として、まずはパプアニュ…

お見事!心肺蘇生の基本を世界の常識にしたイギリスのキャンペーン

今回は実際にたくさんの人々の命を救うことになった、知る人ぞ知るソーシャルキャンペーンをご紹介します。マフィア映画風のウェブムービーで、悪役俳優ヴィニー・ジョーンズ氏がドスの聞いた声で教えるのは…なんと心臓マッサージの方法。 心臓マッサージの…

これぞ一石二鳥!?カリブ海発・おいしい環境保護運動

いやぁ、暑いですねぇ!ということで今回は、納涼も兼ねて中南米カリブ海の国、コロンビアで行われたソーシャルキャンペーンをご紹介。ひょんなことから繁殖してしまい、カリブ海を荒らしまくっている外来魚ミノカサゴを駆除するために、地球上もっとも欲深…

ウェブカムによる児童買春を世界中に認知させた「おとり捜査」

このブログの第1弾は、先月行われたカンヌ国際クリエーティブ祭で全世界のクリエイターたちに衝撃を与えたこの作品「Sweetie」から。僕もこれを見ることで「ウェブカムによる児童買春(webcam child sex tourism)」なるものが存在することを知りました。容…